読み手の立場に立って、情報をスムーズに渡すための心がけについて。
結城先生の数学文章作法とも共通点が多かった気がする。
驚いたのはこの本の「図解」部分が無料配布*1されていること。
猫がかわいいので載せておきますね。
図解でわかる! 理工系のためのよい文章の書き方 論文・レポートを自力で書けるようになる方法
- 作者: 福地健太郎,園山隆輔
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2019/02/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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(書籍ページより抜粋)
はじめに
第1章 七つの原則
1-1 「主題文」をまず書いてみよう
1-2 読み手を意識する
1-3 大事なことは早く書く
1-4 驚き最小原則
1-5 読み手は先を予測しながら読んでいる
1-6 事実に基づいて、正確に書く
1-7 再現性:読み手が同じことを再現できるように書く第2章 構成を練る
2-1 既知の情報から新しい情報へとつなげよう
2-2 基本は「導入・本論・展開」の三部構成
2-3 三部構成のパーツを組み合わせる
2-4 順列型と並列型
2-5 本論は「IMR」
2-6 「つなぎ」が主張を明確にする
2-7 接続詞が文脈を作る
2-8 パラグラフ・ライティング第3章 確実に伝える
3-1 厳しい読み手になろう
3-2 「なぜ」の不足:理由を補って主題の立ち位置を明確にする
3-3 「なぜ」を繰り返す
3-4 全体から詳細へ
3-5 助詞の使い方を見直そう
3-6 文脈をうまく流すには
3-7 背景説明は最短経路に絞る
3-8 起きたことを時系列で語らない
3-9 曖昧な表現を避ける
3-10 修飾語と被修飾語の関係を改善する
3-11 主語と述語についての心得第4章 ライティングの実技
4-1 とにかく書いてみる
4-2 「とにかく書く」ための箇条書き活用法
4-3 何度も書く
4-4 理工系論文の書き方
4-5 論文概要は「起承転解結」
4-6 引用の仕方
4-7 図表の書き方
(2019年8冊目)
*1:Creative Commons Attribution-NonCommercial-ShareAlike:作品を複製、頒布、展示、実演を行うにあたり、著作権者の表示を要求し、非営利目的での利用に限定し、作品を改変・変形・加工してできた作品についても、元になった作品のライセンスを継承させた上で頒布を認める。 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス - Wikipedia