食洗機への給水問題の解決。排水口ゴムパッキンとパイプの継手。

アイリスオーヤマの水道工事なしで使える食洗機を買いました。
住んでいるアパートは台所の蛇口が特殊なので、蛇口に繋がず給水は自分でやるタイプを選びました。

洗浄能力には購入直後から大満足でした。食後の手間がなくなって、家族と家で使える時間が増えて喜んでいました。確かに給水の手間(付属の給水容器を使っています)はありますが、いちいち洗わなくていいことのアドの方が圧倒的にでかいです。

ただ、手作業で給水をしていると、かなり周りに水しぶきが飛んでしまっているので、給水後のふき取り作業も必要になります。
うちの設置場所の事情も相まって、しばらく使っていると、なかなか拭き取る工程が億劫になってきました・・・。

「せっかく楽をしようと思ったのに・・・はあ・・・・・・。」
と、ちょっとテンションが下がったのですが、
「いいや、ここで妥協せずちゃんと楽するぞ!!」
と意気込み、どうにか水しぶきを抑えて楽をする方法を考え始めました。
(このころコロナの影響でもろに暇でエネルギーを持て余していたのも即の行動につながったかもですねえ。)

まず、しぶきの上がる原因を家族に給水してもらいながら丁寧にチェック。
どうやら給水口の一番上に据えられた網目状のパーツのせいで給水時に水がはじかれていていることが主な原因のようでした。

マジでなんでこんな水が飛び散らせようとしているかのようなパーツをデザインしたのか問い詰めたいけど、たぶん、工事して水道とつなげるタイプのパーツ変えた程度のバージョンなんだろうから仕方がないかなあ・・・。)

これを解決するためにホームセンターでうろうろ。いろんな商品を手に取る中で、ふと目に入ったパイプの継手が形の大きさも含めてベストマッチであることを発見。

これは完全に食洗機の給水口の水を飛び散らせるパーツからの水しぶきを抑えるためのデザインですわ・・・。」となり、即購入。

とりあえず給水口の上に置いて使ってみると、時点で相当水のこぼれがなくなり大幅にふき取りの手間を改善できました!

しかし、どうしても単にただ置いて使っているだけなので、パイプの端からちょこちょこ水が出てくるのにモヤモヤ。しぶきも上がらず漏れ出る水は少量ですが、やっぱり毎回ちょこっと拭き取る必要がありました。家族からはもうこれで全然いいよ~という声もありましたが、淡々と改善を目指します。

ここからあれこれとどうにかパイプからの水もれを防ぐ方法を考えました。
ちなみに、このあたりでネット上には「これ用の給水ポンプ付きジョイントを自作しました」という家電カスタマイズガチ勢が一定数存在していることを知りました。すさまじいです。

とりあえず衛生面や今後のメンテナンス性を考えて基本的に接着はNGという条件の下で考えたのですが、そこが難しいところで、ここで数回ミスりました・・・。
難度かの試行錯誤の後にたどり着いたのが、このゴムパッキンです。

これで食洗機と給水口のすき間もほとんどなくなり、拭き取る必要がなくなりました。
使ってみるとこんな感じ。




(写真は給水後にパイプを動かして撮っちゃったので回りに水が数滴垂れてしまいましたが、)
これで周りにしぶきが飛び散らずに使えるようになりふき取りの手間もなくなりました。家族からも大好評で、パイプだけの段階で妥協しなくてよかったなあと思ってます。ちなみに、毎回のふき取りは必要なくなりましたが衛生面を考慮して、うちでは1日1回程度ゴムパッキンの位置をずらして置いておいてサッと拭いて乾かしています。

このシリーズを買ってる人はまあほぼ全員あの給水口の水飛び散らし専用網目パーツのせいで巻き起こる水しぶきにモヤついていると思うので、誰か検索でたどり着いてくれたらいいなあと思って記事にしました。 
パイプとゴムパッキンで合わせて800円程度で出来る劇的改善です。
是非!