絵本修繕係とペーパーエイド

絵本の修繕が必要な生活がやってきました。

何度も繰り返し読んでくたくたになり始めてきていた絵本が
ちょっとした事故で、しっかり破けてしまいました。

実行犯は大っ変っ反省しているようでしたので、頑張って補修に取り掛かります。

セロハンテープは紙面ごと朽ちるので本の補修に絶対使っちゃダメ。
ってことで、「ペーパーエイド」を買ってきました。

フィルムルックス 補修補強テープ ペーパーエイド 2cm×10m 00120

質感はフィルムと紙の中間?
つるつるとしたマスキングテープといった感じですね。

破ける前の重なり具合になるよう破けた部分の位置を調整して、爪と指先で空気を抜きながら補修テープで張り付けていきました。

仕上がりはこんな感じ!

全然目立たなくなった!!すごい!!大満足!!

全面カラーのページでは貼り付け箇所が白みがかってしまいますが、テープ表面がマットな仕上げなので嫌な目立ち方はしていません。
全然破けた個所が目立たなくなってたまげました。


実はこの事件、同一犯による3度目の犯行の結果だったのですが、
自分も3度目にしてようやく絵本修繕係としての腕が上がってきた感じがします。

とにかく破ける前の状態をどれだけ正確に再現しながら張り付けることができるかに全てがかかっているので、事前に破損個所を採寸してテープはハサミで切っておくのがやはりベストかなと。
箱にいちおうカッターはついているのですが、これを使いながらの再現作業はかなり厳しいと感じました。このカッター、そもそも切り口がギザギザだし本の修繕には向いていないような・・・使ってる人いるのかな・・・。


今回は事件発生から15分程度で修繕を終えることができ、実行犯もニッコリ!!
このテープにはこれからも絵本だけでなく図鑑、教科書などなどで頑張ってもらおうと思います。
まあもちろん頑張ってもらわずに済むのがベストですが・・・そう甘くはないよね・・・!!