ひゃっぴきいっしゅ

久々にボドゲを買い増した。
色 + 動物という構成の読み札で遊ぶ百人一首的カルタ、ひゃっぴきいっしゅ。

まず見た目のかわいさがとてもよい。
開封してすぐに札の分厚さと紙質の良さに安心。
肌触りがよいし、切りやすい。

 

システムはカルタそのものなんだけど、
「決まり字」が適度に設計時点で仕込まれていていい感じ。
そしてそれに加えて残りの札が少なくなってくるのと共に
自然と決まり字も増えていく・・・という流れ。

札は全部で30枚。
目をつけるべき札から札の種類をざっくりとまとめるとこんな感じ。

紫札・だいだいの・カメレオン

唯一の紫札、クジラ。
だいだい」シリーズは下の句の動物が「あ」始まりで統一されていて、
しかもほかの色より少なめで3枚しかない。
カメレオンは唯一の複数色に配置された動物で、
読み札でもカメレオンだけは上の句が動物名「カメレオン」で
下の句が色指定に入れ替わっている。


しろの・しろとくろの

頭の中で札を絞る作業が1段階増える6枚。
まず「しろ」が聞こえてきたら6枚が対象で、
「の」か「と、くろの」が続けて聞こえてきて3枚が対象になる。


あかの・あおの・きいろの

同じ色の中で似た見た目の札が配置されている。
その点が次の「みどりの」シリーズと比べるとわかりやすい。


みどりの

見た目もそれぞれ独特な動物だけで、頭文字も違う動物が配置されている。
他の色の札の中にあってもまずその形だけで
一番識別しやすいのでうっかりお手つきも少なそう。


以上30枚。

何度か遊んでみて、想定以上にちゃんとしていてビックリした。
ほどよく紛らわしくてなかなか楽しい。

っていう話をするにはまだ早いかもしれない

ということでこの子にとっては人生初ボドゲとなったわけですが・・・、
初めて一緒に遊んでみた翌日の朝、
「どうぶついっぱいの!する!!!」
って自分から言ってきたので、ちゃんとハマった様子。

札のちゃんとしたつくりに感謝で、
3歳児のハードめの扱いにも耐えてくれていて、
本人も札を並べたり揃えたりするところも楽しんでいるみたい。
購入以来、毎日毎日、読む役をやってくれてます。

札取る側、究めたわ。